女性の社会進出に伴って、結婚や出産後も共働きで仕事を続ける女性が年々増えてきている。
そんな家庭では、たとえ子供を保育園に入れることができたとしても、フルタイムで働いて育てていくのは非常に大変である。
双方の親が近所にいれば手助けは望めるが、そんな家庭ばかりではないし、最終的には共働きの場合、母親の方に子育ての重圧が一方的にかかっているというのが現実である。
しかし、そんな状況に手を差し伸べるかのように、最近はベビーシッターのサービスが充実してきている。
予め会員登録をしておけば、予約をするだけでベビーシッターを外注できるというシステムは非常に便利なのではないだろうか。
シッターは事前に十分な研修を受けているので、安心して我が子を預けることができる。
1時間単位で契約できるので、急な残業が入ってしまった時などに、子供を保育園に迎えに行ってもらったりすることも可能だろう。
「子育てをベビーシッターのような外注に頼るのは親としてどうなのか」という声が一部からは聞こえてきそうだが、実際共働きで子供を育てるというのは並大抵なことではない。
特に外で働き、家事も育児も担っているという女性は、このようなサービスを活用することも、時には必要だろう。
ベビーシッターを上手に利用しながら、仕事と家庭生活のバランスをとることは、新しい子育てのスタイルとして定着しても良いのではないだろうか。
親が仕事に収集せざるを得ない時は、ベビーシッターのようなサービスを利用することは、欧米では珍しくない。
プライベートな時間に夫婦で存分に子供に愛情をかければ、それで問題はないはずだ。
共稼ぎ夫婦は、育児に悩んだ場合は、このようなことも検討してみてはどうだろう。